リソースナース

皮膚・排泄ケア認定特定看護師

看護管理室

主任 天野 晃子

皮膚・排泄ケア認定看護師はWOCナースともよばれています。WOCとはWound Ostomy Continenseを略したものでWound(創傷)は褥瘡、スキン・テア(皮膚裂創)、下肢創傷などの創傷管理を行います。Ostomy(人工肛門や人工膀胱を保有した方)のストーマや瘻孔ケアを行います。また、Continensは(失禁)便や尿の失禁に関連する皮膚のケアなどを行います。さらに、胼胝や鶏眼、爪甲処置などのフットケアについても、看護スタッフと連携しながらケアや予防に携わっています。患者さんとご家族が安心して次の療養先に移行できるよう一人ひとりの状況に応じた支援に努めています。
 また、2018年に創傷・瘻孔管理関連の研修を修了しており、褥瘡や下肢創傷などの慢性創傷に対して、感染合併症の予防や創傷治癒の促進を目的としたメンテナンスデブリードマンなどの診療補助も行っています。
 兼務している訪問看護ステーションでは、医療依存度の高い在宅療養者の方々対し、地域の医師や多職種と連携しながら前述したケアや処置を提供しています。専門的な知識と技術を活かし、質の高い看護を提供することで、利用者の皆さまが安心して在宅療養を継続ができるよう支援しています。

看護師特定行為実践看護師

3F 病棟

副師長 満田 香織

2021年に創傷・瘻孔管理関連の特定行為研修を修了しました。研修で学んだフィジカルアセスメントや臨床推論を活かし、患者さんの病態や症状、日常生活状況等に加え、当院の特徴である高齢者看護の視点を踏まえた看護をタイムリーかつ安全に実践することで、苦痛の軽減や早期回復に努めています。また、特定行為の実施だけでなく、学習した知識や技術を活用し、褥瘡発生等の二次的合併症の予防的ケアにも取り組んでいます。当院は急性期治療が終了した後に、自宅を中心とした地域での生活が可能になることを目標にした医療を提供しています。患者さんが住み慣れた地域で望む生活を継続していくためには、地域を含めたチーム医療の提供が重要となります。入院中の看護だけでなく、チーム医療のキーパーソンとなり、院内外の多職種とのコミュニケーションを大切にし、患者さんやご家族に安心・安全な看護を提供できるよう心がけています。

看護師特定行為実践看護師

4F 病棟

看護師 井上 千帆

2025年度 看護師特定行為研修 領域別パッケージ(在宅・慢性期領域)を終了しました。これまで大切にしてきた患者さんやご家族が入院中だけでなく退院後も安心して生活が続けられるよう支える看護を、看護師特定行為研修で学んだ知識と技術を活かしながら、より安全な形で実践ができるようになりました。
特定行為の実践は、医師や皮膚・排泄ケア認定看護師と連携し、安全を第一に行っています。褥瘡は予防が重要であるため、スタッフ同士で協力をしながら、日々のスキンケアや体位調整に取り組んでいます。また、定期的な勉強会やカンファレンスを通して知識を深め、より良いケアに繋げられるよう努めています。
退院後もご自宅で創傷管理を継続される患者さんもおられるため、入院中から在宅生活を見据えたケアや指導を行っていきます。ご家族や地域の支援者とも連携しながら、生活の中での不安や困り事にも寄り添い、安心して在宅療養を続けていただけるよう支援していきたいと考えています。

クリティカルケア認定看護師

看護管理室

足羽 孝子

クリティカルケアとは、病気により身体的に危機的な状態となっている患者さんへ行う看護ケアのことです。クリティカルケア認定看護師は、急性で重症な病態や手術を受けた患者さんの全身状態の安定と回復、重症化の予防を行うことが役割です。当院は急性期の重篤な状況を脱した患者さんが、在宅療養に向けた医療やケアを提供しています。そのため、当院では、人工呼吸や酸素療法、胃ろう・ドレーン管理など医療依存度が高い状態で、施設や自宅に帰えられる方への療養調整を行っていきたいと考えております。他職種や地域の連携機関等との連携を強化し、患者さんやご家族が安心して療養ができるようにしてまいります。

看護師特定行為実践の区分

特定行為区分 特定行為
栄養及び水分管理に係わる薬剤投与関連 持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正
創傷管理関連 褥瘡又は慢性創傷の治療における血流のない壊死組織の除去
創傷に対する陰圧閉鎖療法
創部ドレーン管理関連 創部ドレーンの抜去
腹腔ドレーンの抜去(腹腔内に留置された穿刺を含む) 創部ドレーンの抜去
ろう孔管理関連 胃ろうカテーテルもしくは腸ろうカテーテル又は胃ろうボタンの交換
膀胱ろうカテーテルの交換
気管カニューレの交換