在宅診療支援について

在宅療養支援センター

センター概要

 在宅療養支援センターは、2016年4月に川崎医科大学総合医療センターの診療支援部門である患者診療支援センターの一機能として生まれ、入院患者さんが自宅に帰るための支援を行ってきました。入院患者さんの中には、医療的処置が必要であったり、自宅に帰ることが不安な方もおられ、よりシームレスな在宅への移行が望まれました。このため、2019年4月に在宅療養支援センターを独立させ、地域の皆様が住み慣れた場所で暮らすことができるよう態勢を整え、地域包括ケアシステムの構築に貢献することを目指しました。
 まず、訪問看護ステーションかわさきを2019年5月に開所し、2019年11月には居宅介護支援事業所かわさきを、そして、2020年11月にはかわさき訪問介護ステーションを開所しました。2023年9月の川崎医科大学高齢者医療センター開院に伴い、機能の移転を行い、地域住民の皆様はもとより、地域の医療機関、介護福祉関係の事業所・施設、岡山市地域包括支援センターの方々に多くのご支援、ご指導をいただき、少しずつ成長を続けております。
川崎医科大学高齢者医療センターは、「地域包括ケアシステムに係る多職種の専門職を育成する」という病院コンセプトを掲げており、在宅療養支援センターでも人材育成に力を入れています。特に力を入れているのが在宅生活から治療・入院を経て再び在宅に戻られるまでの多職種連携をシームレスに展開し、急性期医療から在宅医療を一体で学ぶ「実習の場」を提供することです。また、認知症当事者や地域住民が集える場の創出や、地域への情報提供等も積極的に行っています。

訪問看護ステーションかわさき

かわさき訪問介護ステーション

訪問リハビリテーション

訪問栄養指導(居宅療養管理指導)

居宅介護支援事業所かわさき