訪問栄養指導(居宅療養管理指導)
事業所概要
2024年7月に訪問栄養指導を開始いたしました。
定期的かつ計画的に管理栄養士が直接利用者のお宅を訪問して、何をどのくらい食べたらよいかのお話や調理方法の説明、希望があれば実際に調理指導も行います。
ご本人の病状や心身機能の維持・回復を図り日常生活を円滑に行うための食支援を行います。また、家庭での介護やコミュニケーションがスムーズに行えるよう、ご家族の方にもご相談に応じ、ご指導させていただきます。
事業所の機能
- 利用者や家族、地域の医療福祉機関からの相談業務を行う。
- 利用者や心身の特性を踏まえて、自立した日常生活を営めるよう、関係各所と連携協働し病気や心身機能の維持回復を目指す。
- 地域における在宅療養支援スキルの向上のため、教育・研修を企画、運営し、優れた専門的スキルと倫理性を備えた人材育成を行う。
- 将来の医療、介護の人材育成として、管理栄養士養成施設から学生の実習を受ける。
訪問栄養指導(居宅療養管理指導)サービス内容
1.対象者
【介護保険対象者】
- 要支援1-2
- 要介護1-5
- 介護認定を受けている方
【対象者】
- 通院が困難な状態の方(家族や介護タクシーの介助がないと受診できない)
【対象疾患】
- 心臓病、高血圧症、腎臓病、肝臓病、貧血、すい臓病、糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症、高中性脂肪血症)、胃・十二指腸潰瘍、肥満の減量(BMI30以上)、痛風、嚥下困難者のための流動食、経管栄養等の方、低栄養と主治医が判断した場合、悪性腫瘍の化学療法中で食欲低下から食べられず体重減少のある方
2.具体的サービスの内容
- 何をどれくらい食べたらいいのかわからない人
- リハビリを頑張っているけど、十分食べられなくて、やせている人
- 食べる量が減って体重が減ってきて、じょくそうができている人
- 化学療法のため、食欲がなく食べる量が少ない人
- 誤嚥性肺炎の予防のための経口摂取支援
- 胃ろうから栄養剤を注入しているが、ちょっとでも口から食べたい人(お楽しみ程度)
(日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士が対応します) - 糖尿病だが、家に帰ったら血糖コントロールがうまくできていない人
3.訪問までの流れ
病院を退院・施設を退所
自宅療養中(かかりつけ医あり)
居宅介護支援事業所のケアマネジャーに相談
訪問指導担当者に依頼
注1)主治医からの診療情報提供
注1)最初に診療を受けている主治医からの訪問栄養指導指示書が必要です。
※主治医が当院または他院でも可能です。
担当者が説明を行い契約を交わします。
サービス担当者会議にて情報の共有
訪問栄養指導の開始
私たちが大切にしていること
- 人権の尊重
職務上知り得た個人情報の取り扱いには十分注意を払い、利用者の立場に立った適切な栄養指導の提供を確保します。 - 自立した日常生活の確保
住み慣れた場所で、可能な限り自宅での自立した生活を営むことができるように、個々の特性に応じた栄養指導を提供させていただきます。 - 質の向上と人材育成
専門職として常に自己研鑽に励み、継続したサービス提供ができるように人材の育成に努めてまいります。
訪問エリア・業務日時
訪問エリア
岡山市の以下の区域を通常の実施区域とします。
・中央中学校区・操山中学校区・東山中学校区・岡輝中学校区・桑田中学校区
・石井中学校区・京山中学校区・岡北中学校区(牧石小学校区を除く)
業務時間 | 平日/8:30~17:00 土曜/8:30~12:30 ※土曜日(午後)日曜・祝日・学園創立記念日(6月1日)・年末年始(12月29日~1月3日)を除く。 |
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訪問栄養指導のご利用方法
■ケアマネジャーや主治医を通じて「訪問栄養指導担当者」へお問い合わせください。
■ご入院中の場合は、入院先の病院にも伺います。